飛騨高山・冬の旅 冬の高山には、催物がたくさんあります。2000年の初めは、ウェルカム21イベントも、盛りだくさんです。ぜひ、お越しください。 <秋葉さまめぐり>1999年12月1日〜2000年3月31日 市内各所の秋葉さまのうち、15ヵ所以上のスタンプラリーをなさいますと、記念品がもらえます。 <酒造巡り>2000年1月8日〜2月29日 市内8軒の造り酒屋が、交代でそれぞれの酒蔵を、公開します。新酒の試飲と、記念盃プレゼントもございます。 <高山のひな祭り>2000年3月1日〜4月3日 旧暦で、ひな祭りをする高山は4月3日がお祝いの日。約ひと月市内の各所に、お雛様が飾られるというもの。昨年は、私どもの雛さまも、皆様に見ていただきました。 <とくとくパスポート>1,500円 冬期間のみの販売。市内17ヵ所の観光施設を、フリーパスで見られます。お食事どころの割引券も付いていて、お得です。
思い出 客室係 古畑美千代 平成7年4月に、入社して以来私は、5回目の冬を迎えようとしています。今年も高校を出たての新入社員が、客室係に配属され、私も、先輩として、毎日を過ごしています。 今、思えば、ただ、人と接することが好きというだけで、まったく何もわからない旅館業に、客室係として、入社した私。 車の免許も、取り立てのほやほやで、自分のお金で、マイカーを買い、ドキドキしながらの通勤でした。 着物の着付けの練習から、始まる一日。客室の備品類の確認や、料亭での準備など、何処に、何があるのかもわからず、仕事に圧倒されるばかりでした。気がつくと、着物の裾が、畳についてしまい、引き摺っていたことも、何度もありました。着物を着ると、使う筋肉も違うような感じで、自分の体でない様な程疲れました。 先輩に面倒を見てもらいながら、沢山のことを覚えていき、一人前として、お客様を任されるようになるまでは、何度も挫けそうになりました。 一度、どうやってお客さまに接したらよいか、わからなくなって落ち込んでしまったときがありました。 その時、 「いろんなことがあるけど、みっちゃんらしくやろうね。みっちゃんは涙顔より、笑っている顔のほうが、いいよ。」 と、みんなに言われ、おもいっきり泣いて、気分を切り替えられました。 1年が経った時、女将からの便りに、心境を書いてみないかと、女将さんに誘われて、掲載してもらい、お読みになった沢山のお客様から、声をかけてもらいました。励ましてくださる言葉ばかりで、本当にうれしかったです。 この仕事で、良かったと思うのは毎年、私の顔を見に来てくださる方がいらっしゃることです。「また、来たわよ、元気だった?」と、声をかけてくださるとき、仕事を続けて良かった、と思います。 つらいことも、もちろんありましたが、先輩やお客様に励まされ、教えられて、ここまで来ることができました。皆さんに感謝しています。 私は、この度、結婚して、家庭に入ることになりました。平野屋の客室係として、働いた日々を忘れず、思いやりのある家庭になるように、新しい生活を始めたいと思います。 今まで本当に有り難うございました。 ○みっちゃんへ○ 足掛け5年、客室係として、勤めてくれた「みっちゃん」が、寿退社することになりました。 入社したての頃は、不安げな顔で、心細そうに、ぽつんと立っていたみっちゃん。お客様と話す声も、心なしか震えていて、緊張のあまり、倒れてしまうのではないかと、心配しました。 けれど、みっちゃんは、持前の頑張りで、毎日着実に人の心の察し方を身に付けていきました。 そして、いつの間にか若い客室係たちのまとめ役となり、にこにこしながら、私の傍らに立ち、たよりになる存在に、育っていました。 退職のお知らせは、本来、皆様にお話することではないと思いますが、たくさんのお客様に、とても可愛がっていただいているみっちゃんなので、この場をもって、お知らせしました。 心からおめでとう。みっちゃんお幸せに!!