| ◆第一幕 膳部◆ |
| @ |
寄付から座敷に入ったら正客より順に席につく。 |
| A |
こぶ茶、式菓子(もちろん菓子は食べない) |
| B |
膳部が正客より順に選される。(裏方では本膳の上を湿らせた笹で祓い清めてから椀をのせる)
まず汁に手をつけその後ご飯を食べる。腹をふくらせてから酒を飲むと悪酔いしないため。 |
| C |
引猪口、小平、中平、焼ものの順にでる。 |
| D |
亭主は銘々盃にて鉄瓶の冷酒を客にすすめる。 |
| E |
台引は宮前で箸裁きをして、翻した坪の蓋の上に供される。 |
| F |
次飯。ごはんのおかわりが替茶碗に用意され本膳に置かれる。 |
| G |
湯桶。 |
| |
|
| ◆第二幕 初献◆ |
| @ |
三ツ組杯が正客前におかれ上二つの杯を正客本膳前に仮置き一番下の大きな杯に酒がつがれる。正客より順に客にまわる。 |
| A |
吸いもののみがのった吸いもの膳が正客より順に出される。続いて紙敷が出される。 |
| B |
三ツ丼を台にのせた給仕人が正客前に1度披露し、下座にて銘々皿にとりわけ出す。 |
| |
|
| ◆第三幕 弐献◆ |
| @ |
五ツ組杯が正客前におかれ上四ツの杯を仮置して、一番下の大きい杯に熱燗の酒を注いで正客にすすめる。正客より順に次客以下にまわる。 |
| A |
正客より順に弐献の吸いものが供される。亭主より「粗吸でございますが・・・」とあいさつが入る。 |
| B |
亭主より座付き(座の区切りとしての踊り)が入るとあいさつ。 |
| C |
座付きが終わると亭主より「めでた」の発声の依頼。正客より指名された客が発声し給仕人、亭主は下座に控えて一緒に唱和する。<女将のたよりNo.22参照> |
| D |
正客より客に「大津絵」の所望があったら、その客が謡う。
※「大津絵」とは東海道43次の宿場名を節をつけて唱うもの。座敷遊びのひとつ。 |
| E |
差身(さしみ)が鉢台にのって正客前に披露され、下座にて給仕人が銘々にとりわけ出す。 |
| F |
大平は差身と同様にて木手塩皿(きてしゅう皿)に盛り分けられ出される。 |
| |
|
| ◆第四幕 参献◆ |
| @ |
七ツ組杯が正客前におかれ上大つを取って一番下の大きい杯で正客に酒をすすめる。正客はもう一度酒をのみこの杯は参客へまわす様指示し、それぞれの杯が廻りあう。 |
| A |
参献の吸いものが正客より供される。亭主より「粗吸でございますが・・・」とあいさつが入る。 |
| B |
広蓋を八寸台にのせ正客の前にて披露。下座にて取り分けて供される。 |
| C |
むしり(大鉢)も広蓋と同様にする。 |
| D |
杯がひと廻りしたら正客は「大変ごちそうになりました。ここらで杯を納めさせていただきます」とあいさつする。 |
| E |
亭主はそれを引きとめ、また宴席は続く。 |
| F |
しばらくしたら、再び正客が「大変ごちそうになりました」とあいさつする。 |
| |
|
| ◆第五幕 納杯◆ |
| @ |
亭主は正客のあいさつを受けて納杯の儀を行う。 |
| A |
正客が次客、参客と共に座の中央へ出る。 |
| B |
正客、次客、参客の杯に酒を注ぐ。 |
| C |
正客が「大変およばれいたしました。これで杯を納めさせていただきます。ありがとうございます・・・」と御礼を述べる。 |
| D |
客はいっせいに飲み干し、向かいの相手へ渡す。 |
| E |
亭主側は受け取った杯に酒を注いでもらう。 |
| F |
亭主側がひと口飲んだら、千秋楽の謡が入る。 |
| G |
謡がすんだら、ふた口で飲み干し下に置くと長唄「つるかめ」。 |
| H |
「つるかめ」が終わり、「若松さま」の唱和をしながら、皆自席へ戻る。 |
| I |
水物と雑炊がでる。 |
| J |
配膳室にて準備された残っていた料理の折り詰めをもらい帰路につく・・・。だれからともなく「高い山から・・・」を唄い見送る。 |
| |
―――(終わり)――― |