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飛騨高山本陣平野屋 ブログ「飛騨高山から」

 平成16年秋 ―




エステルームのグレードアップ
      ●○● エステの新メニュー ●○●
 
   ・ぷちリフレクソロジー 英国式足つぼマッサージ
  [ 3500円 / 30分 ]
 
  ・フルリフレクソロジー 英国式足つぼマッサージ
  [ 6300円 / 60分 ]
 
  ・ハンドトリートメント 意外ですが、すごく優雅なきもちになります。パラフィンパックつき。
  [ 3500円 / 30分 ]
 
  ・レッグオイル ふとももから足先までのオイルトリートメント。
  [ 4200円 / 30分 ]
 
  ・背中オイルケア 背中の筋肉をほぐします。肩こりの強い方にもお勧め。
  [ 4200円 / 30分 ]
 
  ・全身オイルケア 頭の先からつま先まで、疲れをほぐし、リラックス度が高まります。
  [ 8400円 / 60分 ]
 
  ・フェイシャル(カウンセリング込) 植物療法によるフィットセラピーです。施術後の肌が違います。
  [ 7500円 / 60分 ]
 
  ・スペシャルフェイシャルケア ハンドトリートメント、ヘッドマッサージ付き。
  [ 10500円 / 60分 ]
 
  ・ボディ&フェイシャル リラックス、リフレッシュ、ゆっくりと至極のひと時を味わってください。
  [ 16000円 / 90分 ]
 
 昨年1月に、オープンした女性のためのくつろぎスペース「りらっくす蔵」のエステルームが、大変好評です。
 初めてのことに手をつけるときは、いつもそうですが、半ばやけ気味で、「えいやっ」という感じです。
 エステのことも知らない私が、これから絶対エステが喜ばれるはず!・・という神様のお告げにも似た「感」だけで取り組んだのです。
 メニューもなるだけお得なものにしてくださいとエステシャンの先生にお願いして、リーズナブルに、また、お客様にしっかりとくつろいでもらえるようにと、組み立てたのでした。
 最初のうちは、みんなで、お客様に宣伝していましたが、どうしたことでしょう。口コミで広がったのか、毎日毎日予約が入るようになり、夕食後の時間帯は、全て予約でいっぱいの日が続きます。
 そのうち、楽しみに来たのに、予約が取れないと、お叱りまでもらう始末・・・えらいことになってきました。
 エステルームの先生も私も、うれしい悲鳴です。
 また、メニューの中に、全身コースもいれてほしいというご要望が出始めました。
 そしていよいよ、今年4月に、ベットを1台増やしたのです。しかも個室対応にして、いよいよ、ご要望に答えて、メニューを大幅に増やしました。

 やってみて思ったこと。
 やっぱり女性だ!!
 30分コースより、60分コースが好き。
 全身コース+フェイシャルケアの120分セットも平気。
 ご主人ひとりで留守番してるのかなぁという私たちの心配をよそに、優雅な時間を満喫。
 さすが!!
 女性の決断は明確!!
 だって、楽しみに来たんだもの。
 自分にご褒美あげたいもの。

 さぁ、あなたもぜひ、りらっくす蔵のエステルームで、くつろぎのひとときを・・・。

●りらっくす蔵・・明治時代の民家の母屋1階、和室のエステコーナー。
 年月を経てきた、木造家屋の持つ「和の気」の中で、受けるエステは、緊張感を感じずに、やすらぎのひとときを生み出してくれます。
 時には、力を抜いて、ぼーっとしたいと思っていらっしゃるあなたへ。
 ひとやすみに、いらしてくださいね。


館内のBGM たかがBGM♪されどBGM♪

 花兆庵の音楽を変えました。
 有線放送さんに、お願いしていました館内BGMを、CDに変えました。
 オープンの時より、ずっと琴が奏でる童謡を流してまいりました。お客様にも評判はよかったのですが、もっとなにか・・・と、思っていました。
 何か、耳にさわらない音楽で、ぼんやりしているときに、優しく心にはいってくるような、そんな音楽がいいなぁと思っていました。
 ジャンルも決めなくてよい、どんな楽器でもよい、ただ、聴いていると、リラックスできるようなそんな音を聞きたい、流したいと、思ったのでした。
 そして、あるとき、仲良くしている水上温泉の女将さんから、とても素敵な音楽があることを聞いたのです。

 それは、「MASAYA」という方が、プロデュースされたCDでした。
 MASAYAさんは、1957年東京生まれ。
 日本のヒーリング音楽の第一人者。
 美しい自然の風景、紀行のものなどや、胸を打つドキュメンタリー番組などテレビ番組を彩るBGMや、テーマ曲に、使用されています。
 教えてもらったとおりに買って、聴いてみました。
 CDから流れるやさしい音たち、メロディーの美しさに、疲れた心が癒され、また、聴いているうちに、もう一度前を向いて歩こうという気になってくるから不思議です。
 旅館の雰囲気に合うかしらと思いましたが、日本旅館だからといって、琴に限定しなくてもいいのではないでしょうか?
 たとえばエレベーターの中で、たとえばロビーの片隅で、ふと気づくような、そして耳に入ったときに、思わず目をつぶって、音を追うような、そんな私が探していた音楽だから、流してみようと決めました。

 何枚か購入し、順に流しています。耳ざとく、気づいてくださったお客様から、ご質問を受けるようになったので、「本日のCD」として、エレベーター前にご案内しています。
 同じものをほしいといわれて、お分けできるように、何枚か売店に置きました。

 ほんのちょっと耳を澄ましてください。
 やさしい気持ちになれますよ。


カントリーレストラン アリスの黒カレー

 私が育ったころの、アリス食堂といえば、街では、まだ珍しい洋食屋でした。
 隣にあった京極座という映画館で、映画を見て、そのあと、アリスで、カレーやカツ丼を食べるのが、はいからな贅沢でした。
 さて、そのアリスの名物が、「黒カレー」でした。
 小麦粉をじっくりと焦がして作るカレーは、香ばしくて、こくがありボリュームたっぷりでした。仕込む日には、「こがし」といわれる作業が1日かけて行われ、通りにまで、香りが広がって、
「今日は、カレー作る日や」
と、妹たちと話したものです。
 さて、そのアリスの黒カレーを、おかみの従兄弟が、商品にしました。
 パックにつめてあるので、お湯にぽっちゃんできる便利なものです。
 200グラムで、530円。
 おまけに、ハヤシルーも作りました。
 こちらも同じ料金です。
 手間のかかった、そして、私にとっては、懐かしい味のカレーです。ぜひ一度ご賞味くださいませ。


芸術の秋にちなんで 思いでひとつ

 小学校5年生になって、受け持ちの先生が決まったとき、先生らしからぬその様子に、私は戸惑いました。
 その先生は、坊主頭で、眉毛が太く、だぶだぶの灰色のズボンのベルトに、手ぬぐいをぶら下げていました。年は、50歳位、たっているだけで、仁王様のような迫力がありました。
「あ〜、三枝(みえだ)です。」
 たった、それだけ。にこりともせず挨拶して、座ったこの先生が、今日から担任だと思うと、ちょっと憂うつな気がしました。
 私は、なにせ、泣き虫で、横で誰かが大声だそうものなら、もうどきどきしてパニックになってしまうような子供でした。
 有巣のえりこちゃんは、小さいときは、ほとんど友達と遊ばず、本を読むのが大好きないわゆる優等生の「よい子」ちゃんだったのです。
 高山には、北山という里山があって、そのなかには、「ターザン部落」という、子どもたちの秘密の遊び場があったのですが、行こうと誘われたこともなく、また、行きたいと思ったこともありませんでした。
 なんで、こんなふうに、旅館をやっているのか、不思議ですね。
 さて、ミエダ先生は、予想通り、奇想天外、破天荒な方でした。
 軍隊に入り、太平洋戦争に行って、終戦。シベリア抑留生活を経て、高山に帰っていたらした方でした。高山の町はずれのお寺の住職さんでした。
 まず、びっくりしたのは、休み時間になると、児童に、タバコを買いに行かせることでした。
 また、放課後、ほかのクラスは「みんなの歌」の歌を歌っているのに、なぜか私たちのクラスには、軍歌を歌わせるのでした。
 そして極めつけは、授業。すぐ脱線して、戦争の毎日、抑留体験などを1日中、話し続けるのです。2日酔いのときは、勝手にやっとけといって1日中自習。また、天気がよいと、急に、みんなで、町に散歩にいくぞといって授業をしない。
 おかげで、学期末がきても教科書は、進んでおらず、そうすると、こんどは、やおら、毎日夜6時ころまで、授業がありました。

 四角四面の優等生の私は、この先生の格好の攻撃の的となり、「めそめそするな!」とか、「とろくさい」と、いわれ続けていました。先生はやんちゃな子や、ガキ大将が、大好きでしたから、私のことは歯がゆかったのだと思います。

 ある日、図画工作の授業。
 自画像の水彩画製作。
 我ながらうまく描けたと思って、先生に見せにいくと、急に、先生は、ぬれ雑巾を持ってきて、私の絵を雑巾でバンバンたたいたのでした。
 そして、「絵が硬いぞ、絵が硬いぞ」「絵がきれい過ぎる」「優等生ではだめや」と、大声で言うのです。
 みるみるうちに絵の具がにじんでくるのを見ながら、私はもうすでにうるうる・・・。
 みんなが私に注目して、もう泣くか、さあ泣くぞと見ています。
 あふれる涙を、ひとぬぐいして、もうだめだと思ったとき、私の目に映ったのは、とても「絵画」らしくなった私の絵でした。
「んっ??」
「いいか?えりこ(田舎なので、名前で呼び捨てです)、よく見てみろ。さっきのお前の絵と、どっちがいい絵に見える?」
「・・・・・・。」
「早く言え!!どっちだ?」

「今のほう・・・」
「そうやろう。」
と、先生が笑っていいました。
「きれいな絵は、きれいなだけ。これでやっと、人物らしくなった。お前の絵は『ぼぼさ絵』やった。」
  ※注))ぼぼさ絵・・お人形の絵のこと、女の子がよく描くマンガチックな絵のこと。
「はい、いいぞ。」
 そういって、先生は後ろの掲示板に絵を張ってくれました。
 確かに、私が描いたときには、ただの絵でしたが、今度は、人物画になっていました。血のかよった温かい人間の絵になっていたのです。

 乱暴な先生、すぐ怒鳴る先生、自分勝手な先生。
 でも、優等生じゃなくてもいいんだよと、教えてくれた先生でした。

 おやんちゃさんの先生は、6年生に持ち上がっても、いつまでもおやんちゃさんのままでした。
 でも、6年生ともなれば、私も先生への接し方が上手になっていました。
 そして、私たちは、6年1組ミエダ学級が、大好きでした。
 高校に合格したときも、20歳になったときも、なぜかみんなで、
「ミエダ先生に、言いに行こう」
という話になり、また、40歳になった時も、ミエダ先生と一緒に同窓会を、という話になりました。

 先生は、いまも元気でいらっしゃいます。
 先生に、「おかみさん」と呼ばれて、「やめてよぉ」と、今度は私が、先生に大きな声で言うのでした。


おまたせしました!バスタオルを浴場に置きました

 長らく、本当に長らく懸案でした、バスタオルを、すべての浴場におきたいという夢を、実現しました。
 花兆庵の浴場、りらっくす蔵の浴場、そして、別館の浴場にも、バスタオルを設置しました。
 これで、ようやくお風呂ポーチだけで、ぶらっと浴場におでかけいただけるようになりました。
 お部屋には、これにより、お人数には関係なく、バスタオルを2枚ずつおくことになりました。お部屋で追加のバスタオルが必要なときには、いつでもお部屋にお持ちしますので、お気軽にお申し付けくださいませ。


りらっくす蔵の人気商品

 りらっくす蔵に置いている温泉バックが好評です!!
 ぬれたものを入れても平気な空気穴のついたビニールコーティングバックです。いろんな柄があり、ついちょっとほしくなる代物。
 私もひとつ買いました。


飛騨高山 秋の行事予定

・町並みコンサート(フラメンコ) 9月4日(土) 19:00〜
 場所:飛騨高山春慶会館
・我楽多市/飛騨高山骨董市 9月7日(火) 9:00〜17:00
 場所:さんまちどおり
・飛騨のクラフト展/飛騨高山暮らしと家具の祭典 9月8日(水)〜12日(日)
 場所:飛騨世界生活文化センター 
・飛騨の味祭り 9月11日(土)〜12日(日)
 場所:本町通り(平野屋の前の通り)
・町並みコンサート(生田流筝曲) 9月11日(土) 19:00〜
 場所:日下部民芸館
・町並みコンサート(高山スイングエコーの軽音楽) 9月12日(日) 13:00〜/14:00〜
 場所:本町2丁目
・タイムカプセルを通って江戸時代へ 9月11日(土)〜10月31日(日)のうち土・日・祭日
 場所:高山市市政記念館
・金蔵獅子まつり 9月15日(水)
 場所:諏訪神社(国府町)
・町並みコンサート(クラシックアンサンブル) 9月18日(土) 19:00〜
 場所:飛騨高山春慶会館
・町並みコンサート(津軽三味線と唄) 9月19日(日) 14:00〜
 場所:平田記念館
・車田の稲刈り 9月19日(日)
 場所:飛騨の里
・町並みコンサート(ファンキーミュージック) 9月20日(月) 16:00〜
 場所:日下部民芸館
・町並みコンサート(ヴォーカルアンサンブル) 9月25日(土) 17:00〜
 場所:平田記念館
・町並みコンサート(ジャズフュージョン) 9月20日(日) 11:00〜
 場所:中橋公園
・ギャラリーの町飛騨高山開催 10月1日(金)〜30日(土)
 場所:市内各所商店街
・紅葉のライトアップ 10月2日(土)〜24日(日)
 場所:赤い中橋周辺(別館からの眺めは最高です!)
・我楽多市 10月7日(木) 9:00〜
 場所:さんまちどおり
・秋の高山祭 10月9日(土)〜10日(日)
 場所:桜山八幡宮
・飛騨民俗村特別展 10月9日(土)〜11月3日(水)
 場所:飛騨の里
・飛騨荘川ふるさとまつり 10月17日(日)
 場所:飛騨荘川の里
・ひだ清見秋のクラフト展 10月23日(土)〜24日(日)
・秋の高山祭 屋台特別曳き揃え 10月23日(土)〜24日(日)
 場所:桜山八幡宮
 曳きそろえ、夜の屋台曳き回し、からくり実演あり。
・飛騨高山伝統的工芸品展 11月2日(火)〜14日(日)
 場所:高山市市政記念館
・飛騨丹生川村宿儺まつり 11月3日(水)
 場所:丹生川村(高山のとなり)
・雫宮祭り 11月14日(日)
 場所:陣屋前広場より弥生橋下流
・飛騨高山冬の旅 12月1日(水)〜
 秋葉様めぐり、アンティークの店めぐり。


平成16年秋

飛騨高山の宿 本陣 平野屋 花兆庵 〒506-0011 岐阜県高山市本町1丁目34番 TEL.0577-34-1234
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