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飛騨高山本陣平野屋 ブログ「飛騨高山から」

 平成18年秋 ―




飛騨高山市民憲章って、御存知ですか?
 

 小学校の体育館(私の子供の頃は、「講堂」って言ってましたが・・)の舞台をはさんだ壁に、掲げてあるのは、学校の校歌と、高山市民憲章の額でした。
 学校の中で、図書館と保健室が大好きだった私は、講堂にいっても他の子が、鬼ごっこなどして遊ぶのになじめず、壁に貼ってある市民憲章を読むほうが、好きな子供でした。
 今頃になって、市民憲章を思い出し、つぶやいてみるのですが、途中までしか言えません。
 今回は、格調高く、みなさんに、市民憲章をご披露したいと思います。
 なお、高山市民憲章は、昭和41年11月告示され、昭和56年5月改正されています。


  ◆高山市民憲章◆
 わたくしたちは、乗鞍のふもと 山も川もうつくしい  飛騨高山の市民です。

 たがいに信じ、助け合い 心のなかにもきれいな花を咲かせましょう。

 環境をととのえ、きまりを守り、みんなのしあわせを大事にしましょう。

 からだをきたえ、元気で働き、明るい豊かなまちをきずきましょう。

 文化をたっとび、伝統を生かし、正しい教養を身につけましょう。

 子供を愛し、健やかに育て、夢と誇りをもたせましょう。


あたりまえのことが、あたりまえのように書いてある・・そんな高山のそれこそ清らかな市民憲章。
 でも、実行するのは、なんて難しいことなのでしょう。
 高山市が、市町村合併で、広域、新高山市になって、まもなく2年になろうとしています。
 奥飛騨温泉郷も、新保高ロープウェーも、すずらん高原も、荘川桜も、すべて高山市です。東京に匹敵する大きさになった高山市ですが、その面積の90%が森林といわれています。
 そんなふうになって、私は、(高山生まれの高山育ちですが、)新しく高山市になった地域のことを、何も知らなかったことを知りました。
 読み仮名すら知らなかった場所があったことには、正直言ってびっくりしました。そして、うつくしい風景や、地元の方に愛されている場所があることも、また、その四季折々の魅力を知り尽くしている方々がいらっしゃることも、知りました。
 いまごろになって、お恥ずかしいのですが、飛騨は本当に、美しいところだと、みなさんに、もっと紹介したいと思います。
 素敵なビューポイントも、もっとお知らせしてまいります。




またまた楽しくて おいしい。本陣平野屋のお菓子 もうすぐ新製品誕生!!

 昨年10月に平野屋では、特製「あねさまもち」を、作って、お着きのお茶菓子にお出ししております。
 あねさまもちは、胡麻とくるみを味噌にまぜ、やわらかなおもちでくるんだお菓子です。
 決して気取らず、優しい気分でお召し上がりいただくあねさまもち。
 手前味噌ですが、私は、このお持ちが大好き。本陣平野屋のオリジナルとして、一年、ようやくあねさまもちが平野屋の名物として定着してきました。
 さて、あねさまもちは年中お出しするものですが、この秋の季節商品として、まもなくお目見えする新しいお菓子を作りました。
 竹炭饅頭「源源(げんげん(1))」です。
 ああ、あとは言いたいけど、
 言わないっと!!
 ご自分の目で確かめてください!!今までにはないお菓子です。
 うわ〜っと驚いてくださいね。
 とてもびっくりなお饅頭です。
 季節限定です。
 ぜひ、本陣平野屋に、遊びにいらして召し上がって下さい。お待ちいたします。
 (1)「源源」とは絶えることなく続いていくという意味。竹炭のデトックス効果もとり入れながら、みな様の元気の源になる様、祈りをこめてお出しいたします。



重陽の節句と後の雛

 日本には、古来より、五節句という節目があります。
 1月1日・・人日(お正月)
 3月3日・・ひなの節句
 5月5日・・端午の節句
 7月7日・・七夕さま
 9月9日・・重陽の節句
 この中で、重陽の節句は、現代において、なじみの薄い節句です。
 ほかの4つについては、飾り方もよくご存知と思うのですが、さて、重陽の節句とは???
 古来、数字の奇数と偶数で、奇数が陰陽の「陽」の数字といわれました。陽の数字の中で、一番大きい数字「9」を重ねたから「重陽」と呼ぶのですね。
 重陽は、自分や家族の長寿と繁栄を祈る行事。また、菊の節句ともいわれ、杯に菊の花びらを浮かべた菊酒を飲んだり、観菊会を催したという記録もあるそうです。
 また、被せ綿(きせわた)という習慣もあったそうです。
 菊の節句の前夜に、庭に咲く菊の花に真綿を被せておいて、菊にかかる夜露と芳香をしみこませます。その綿を節句当日、搾って酒にいれ、飲んだり、また、その真綿で、体をぬぐって、延命長寿を祈るならわしでした。
 被せ綿は、白い菊には黄色の、黄色の菊には赤色の、そして赤い菊には白色の真綿を被せるなどの決まりごともあつたようです。
 しかし、9月9日といえば旧暦なら菊も咲いているものの、新暦の9月9日は、まだまだ暑さが残っていて、菊の大輪を庭に咲かすことはできません。
 それで、だんだん、節句自体が生活から遠のいてしまったのかもしれませんね。

 垣根なる菊の着せ綿 けさ見れば
   まだき盛りの花咲きにけり
              信実

 綿着せて 十ほど若し 菊の花
              一茶


また、三月三日のひな祭りに対して、秋の九月九日に雛を飾って「後の雛」と呼んだことは、重陽の節句以上に、知られていないようです。
 春の彼岸と秋の彼岸があるように、9月の区切りについては、「後の・・」という呼び方をしたようです。これは、一年を半分に分けて、6ヶ月周期で行事を繰り返す「年中行事の対(つい)」は、日本人の季節感によるようです。
 幕末の頃には、たしかにそんな習慣があったにもかかわらず、今はまったく廃れてしまいました。しかし俳句の季語として言葉はしっかりと残っているのが、日本人として、よかったと思うのです。

 豊年の雨 ご覧ぜよ雛達
              一茶

 後の雛 芒も活けてありにけり
              鳴雪

 しほしほと飾られにけり菊雛
              蛇笏

 本陣平野屋では、今年初めて、重陽の節句のしつらえに挑戦しました。
  (9月1日〜9月20日で終了)
 おなじみ、おかみの師匠にお越しいただきました。大阪の佐藤先生です。
 赤白黄色の菊をずらりと並べ、「被せ綿」もしました。なんだか、急にしっとりとした玄関 上がりかまちに変身です。
 そして、一度やってみたかった、「後の雛」も飾ってみました。古いもののなかで、お内裏様とおきさき様のみを飾りました。
 えっ?お雛様?とお客様が驚かれますが、重陽の節句・被せ綿の行事・後の雛と、日本の古来の風習に興味を持ってくださるので話もはずみました。
 先んじて、皆で勉強したので、係りの説明も上出来で、来年もまた、しつらえてみようと思います。今年ご覧いただけなかったかた、来年こそは、ぜひどうぞ。




今年も始まります 本陣平野屋の社員と一緒にミニツアー

  毎年好評となりました。
 本陣平野屋では、もっと飛騨を知りたいお客様に、とっておきのミニツアーをご用意しています。年に二回の取って置きのイベント。
 バスで出かけるところあり、ぶらぶらと歩いて会いに行くところあり。
 日替わりにて、楽しい時間を過ごしませんか?
 どのコースも、本陣平野屋の社員がご案内いたします。この機会をお見逃しなく。
 お得な宿泊プランもございます。


◆本陣平野屋のミニツアー◆

 参加費用2000円(昼食代)
     すし兆のおすしが昼食
  時間 10:00〜12:00
  各コースとも、9時45分頃
       ロビー集合です。

12月11日  花もちを作ろう

 飛騨の正月には欠かせない、花餅。
 雪深い飛騨では、正月にお花のかわりに、ついた餅を切り株から延びた枝に巻きつけ、花の代わりにしたといいます。
 材料費別途2000円

12月12日  飛騨の駄菓子作り

 飛騨には、大豆を水あめの中に入れて固めた「豆板」というお菓子があります。お菓子工房へ行って、実際に作ってみましょう。
 材料費別途 500円

12月13日  飛騨味噌工房

 飛騨味噌工房「柴田味噌」の工場見学と味噌の話を聞きます。

12月14日  小糸焼で絵付け

 飛騨の地元の焼き物「小糸焼」に行きます。窯元 長倉さんの話と実際の絵付け。あらかじめ何を書くか考えてきてね!
 材料費1000円

1月8日  飛騨高原ハム

 飛騨国府町のハム工房にご案内
 手作りソーセージ・生ハム・サラミ・飲むヨーグルト、そしてなぜかキムチまで。
 工房での話を聞いて、味見もありますよーん。

1月9日  豆腐を作ろう

 飛騨の美味しい水で、美味しい豆腐ができあがります。古い町なみで、豆腐料理店も開いている野口豆腐店の工場へ・・。
 作りたての豆腐の味は格別です。
 材料費500円

1月10日  古い町並み 酒蔵 原田酒造

 9代目原田さんのお話と利き酒

1月11日  飛騨で、和菓子作り(限定10名)

 古くからある和菓子「こまや」にて、さて、できばえはいかが?
 材料費1000円

2月19日  清見 オークビレッジを訪ねて

 家庭画報でも有名な稲本正さんの家具製作工房。一度は見たい森の中のショールームもご案内

2月20日  飛騨が誇る伝統の「渋草焼」
         芳国舎窯元を訪ねて(限定20名)

 今回初企画。長年の依頼に応えて
 今回は、初めて、受け入れ可の返事を頂きました。すべてが手書きの渋草焼の技をご覧ください。

2月21日  豆腐を作ろう

 飛騨の美味しい水で、美味しい豆腐ができあがります。古い町なみで、豆腐料理店も開いている野口豆腐店の工場へ・・。
 作りたての豆腐の味は格別です。
 材料費500円

2月22日  飛騨高原ハム

 飛騨国府町のハム工房にご案内
 手作りソーセージ・生ハム・サラミ・飲むヨーグルト、そしてなぜかキムチまで。
 工房での話を聞いて、味見もありますよーん。


 どれもこれも、普段は「しらない いけない 会えない」のところばかりです。飛騨人の暮らしに触れる思い出ツアーにぜひご参加ください。



本陣平野屋のホームページをご覧になりませんか?

 本陣平野屋のホームページに、この9月よりブログが誕生しました。
 トップページの右下のバナーに「新着情報」と書いてあります。
 私がイラストになってニコニコしています。クリックして下さい。
 ブログとは、「日記」という意味らしいのですが、いって見れば、私たちがお客様にお話したいことを載せるページです。飛騨高山のいろんな旬の情報や、本陣平野屋の”いま”が耳寄り情報となっているページなのです。
 本陣平野屋のブログ目次は、
 ・飛騨高山生まれのおかみからのぷちたより
 ・本陣平野屋からのおしらせ
 ・本陣平野屋社員のひとりごと
 ・飛騨高山観光情報
 ・飛騨高山のおいしいもの
 ・その他
 というように分けております。
 それぞれの情報を満載にして、みなさまに飛騨の魅力をもっと伝えたいと考えています。
 ブログは、誰か専属の係りが作るわけでなく、自分たちで、管理ページを開いて書き込み、自分で撮影した写真を添えるので、初めは、なんだかとても大仰に構えてしまいました。
 しかし、要領さえつかめば、まあまあいけそう・・・!
 ただ、根気よく継続していかねばいけないので、毎日の暮らしや、地元の話題に気をつけなければいけません。
 これ以上仕事増やせない・・とか、絶対無理!なんて弱気なこといっていた私なのに、予約会議の戦略にのせられてしまいました。
 「おかみさんなら、大丈夫」
 なんて言葉に、
 「へへへ・・そうかなぁ」
 と、またいい気になって、立ち上げてしまいました。
 やはりばたばたしている私に、予約センターの皆も、ブログを書き始めてくれました。もちろん、支配人も・・。
 みんなで書き始めると、結構話題って豊富にあるものですね。
 これから、もっともっと新鮮な高山情報をお知らせしていきます。ぜひご覧ください。
 http://www.honjinhiranoya.com
 ブログのなかには、コメント欄といって、書き込みもできますので、お気軽に、ご意見お聞かせくださいませ。
 また、こんなことが聞きたいというご要望がありましたら、そのカテゴリーも作りたいとおもいます。
 ぜひ一度ご覧くださいませ。



みなさまへ

 実は、ブログ作成を機に、季刊誌として発行してきた「おかみからのたより」を、卒業しようと思っていました。
 市民憲章の欄でもお話したとおり、この何年か、自分の引き出しが薄っぺらに感じ、もっと勉強してからみなさんに、お話したいという思いが強くなってきていました。マンネリ化しているのも事実でした。
 それで、おかみたよりは、いったん休止しようと決め、何人かの方に報告しました。
 みなさんからのお言葉は、一様に、
「継続することが大事」
 でした。
 また、ホームページをご覧にならない方もあるから、やはり手紙として、発行するほうが良いというご意見もありました。総じて、みなさんより、無理のないところで、続けては・・という進言をいただき、迷いに迷いました。そして、読んで下さる方が、いらっしゃるうちは、もう少し続けようと決めました。
 そんなこんなで、おかみたよりの発行が、とても遅くなってしまいましたこと、お詫びいたします。
 また、今後もぜひお読みくださいますようお願い申し上げます。
                            本陣平野屋
                              おかみ 有巣栄里子




高山の行事あれこれ

・ひだ荘川新そばまつり 11月3日(金)
・飛騨にゅうかわ宿儺まつり 11月3日(金)
・宇津江四十八滝感謝祭 11月4日(土)
・雫宮祭 11月5日(日)
・巨樹巨木トレッキングモニターツアー 11月5日(日)
・位山官道ウォーキング 11月中旬
・朝市赤かぶまつり 11月23日(木)
・飛騨高山冬の旅 12月1日(金)〜3月31日(土)
・ぶり街道祭り 上旬
・各スキー場オープン 上旬から下旬
・冬の飛騨高山ライトアップ 12月1日(金)〜1月7日(日)
・奥飛騨樹林帯タルマかねこおりライトアップ 12月中旬〜2月28日(水)
・福地温泉青だるライトアップ 12月中旬〜2月28日(水)
・年の瀬市 12月27日(水)〜31日(日)



リピーターのみな様へ伝言

 「ありがとうプラン」「ごちそう旅」、今年も11月26日より平成19年4月12日まで企画しています。
 今年はバージョンアップしたお知らせを届けます。
 もう少しまっていて下さいね。

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平成18年秋

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