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「朝市編」
朝市は宮川沿いと陣屋まえ広場と二箇所あります。
それぞれの朝市には、それぞれ組合があり、朝市にでるには、組合に加入して許可をもらわねばなりません。
季節によって多少時間が遅くなったり早くなったりしますが、6時半ごろにはみな開店しています。
お店として張っているテントは、毎日家から運びます。6時ごろは、お父ちゃんの運転する軽トラックで出勤し、二人で力を合わせて、テントを組む姿が朝市のあちこちで見られます。私は、そんな風景も高山らしくて、大好きです。
テントの中には、必ず名札がぶら下がっています。何かお気に入りの品物をリピートして注文したいときなど、名前を覚えておくと便利ですよ。
・笹田おばちゃんの胡瓜
宮川朝市の中ほどにテントの店を構える「笹田のおばちゃん」
ここのちいちゃい胡瓜がおいしい。朝取りだからもちろん新鮮。
しかも、かわいい。
おばちゃんの飛騨弁もかわいい。
みそをつけて、ぽりぽり食べると、すごく幸せになる・・・。
飛騨に生まれてよかったなんて、単純に思えちゃうほど・・。
今年は、春先まで寒い日が続いたので、胡瓜の「なり」(飛騨弁かな?胡瓜の生長ということです。)が遅いそうです。
地元ならではの胡瓜の味。今年の夏、ぜひどうぞ。
・杉ノ下のおばちゃんの餅
宮川朝市
お魚やさんの前あたり
杉ノ下のおばちゃんには、いつも無理を言って、朝市に行く前に餅を届けてもらったりしてます。
夜ついた餅は、次の日の昼になってもまだやわらかくて、私は、そのまま食べるのが大好きなのです。生餅食べると、胃が悪くなるといわれても、いいのよ、いいのよ、って言う気になってしまう。
季節によっていろんな種類の餅が出るけど、おばちゃんが摘んできた餅草(飛騨弁で、よもぎのこと)で搗いた「草もち」。
栄養満点、塩味の「豆餅」。小分けしたのは食べやすいけど、こねたままの大きい餅を分けてもらうのも楽しい。
そして、私の勝手なランキング一位は、なんと「しょうゆ餅」!!
細切り昆布を入れ、しょうゆの味でついたしょうゆ餅は、素朴でいて、とても新鮮。
もちろん焼いただけでそのまま食べられます。
本陣平野屋のお客様には、ぜひ召し上がっていただきたい味です。
ちなみに杉ノ下のおばちゃんも毎朝、お父ちゃんの運転。軽トラックの助手席におばちゃんが乗って朝市へ出勤しています。
とても、イイ感じです。
いつも一緒で、仲が良くて、「ごちそうさま!!」
・樋口のおばちゃんのりんご
陣屋前朝市
正面玄関向かって右
樋口のおばちゃんは、私のことを「えりちゃん」と呼んでくれます。子供のころから良く知っているからです。ずっと前、朝市は、私が育った安川通りで行われていました。そのころからのお付き合いです。
祖母も、樋口のりんごと梨が大好きでした。
8月もおしまいのころになると、青りんごも出始めるでしょう。
本陣平野屋で、お出ししている朝のりんごジュースも、樋口果樹園のもの。あっさりとした飲み口で、好評です。
樋口のおばちゃんは絵心もあって、てぬぐいに、自分で絵を描いて、姉さまかぶりしています。おばちゃんの飛騨弁を聞くだけでも楽しいです。
りんごは、乙女りんごから、あかねちゃん、つがる・ふじまで、季節によって品種も変わっていきます。
蜜りんごは10月下旬ごろかな?
ちなみに乙女りんごはシロップで炊いて「煮りんご」にするのが飛騨の食べ方です。
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