キャリア形成と制度

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先輩、平野屋のこと教えて!
調理場 後藤さん(2001年入社)

新人の頃に、お客様に「美味しい!」と
お褒めいただいたことは今でも忘れません!
女性の調理人という特長を活かして、
女性が好むような献立を開発するのが目標です。

後藤さん

本陣平野屋に入社してから現在までのことを教えてください!

最初の1週間は調理場で先輩たちの仕事をひたすら見ていました。その後半年間は、めんつゆやポン酢等、お客様が使用する調味料の盛り付けです。
半年を過ぎた頃からは、八寸場で先附、前菜の盛り付けをしたり食材に包丁を入れたりしていました。
この頃、朝食の卵焼きを巻いているときに女将さんから「お客様が美味しいと仰っていたよ!」と褒められたことは今でも忘れません!
3年目からは脇板や焼場でお造りの補助をしたり焼き物を焼き、6年目からは揚場を担当するようになりました。
8年目で八寸場を任されるようになり、10年目からは刺身を引く向板を任されるようになりました。
現在は、煮物や出汁の味付けをする煮方を勉強しています。全く同じ分量の素材を使って出汁を取っていても昨日と今日では味が変わることがあります。
出汁の入った鍋の運び方でも味が変わってしまうので、日本料理とは本当に奥が深い世界だと実感する日々です。
煮方だけでなく、これまでの経験を活かしてあらゆる担当のサポートに入る等全体のフォローにも当たっています。

5年後はどうありたいと考えていますか?

自分で献立を考えたいと思っています。今イメージしているのは、女性の調理人という自分の特長を活かして、女性が好むようなお酒に合う献立を開発したいです。女性が喜ぶような珍しくて面白い食材を探して料理に採り入れたいとも考えています。

将来の夢があれば聞かせてください!

蕎麦の勉強をしたいと思っています。今は旅館の調理場で沢山のことを学ばせていただいていますが、将来的は一つの食材を追求してみたいです。

どんな人がこの仕事に向いていると思いますか?

失敗を次に活かせる向上心を持った人ですね。
どうしても失敗するし、叱られることもあります。その失敗を引きずらず、同じ失敗をしないようにしようと努力や工夫ができる人が向いていると思います。

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