スタッフインタビュー

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先輩、平野屋のこと教えて!
調理場吉田さん(2015年入社)

お客様が料理を召し上がる姿を
イメージして調理に反映させています

吉田さん

調理の世界に入ったきっかけを教えてください!

父親が旅館の調理人をしていて、調理人の世界を知りたいと興味を持ったのがはじまりです。
「調理人は大変な仕事」という父の話もあったのですが、それ以上に父が歩んできた調理人の世界に自分も身を置いてみたいという気持ちが強かったです。
本陣平野屋を選んだのは、元々高山という土地が好きだったのと、何度か泊まったことがあり、幼いながらも雰囲気が落ち着いていて自分好みの旅館だなぁという印象を持っていたからです。料理のレベルが高く、ここでなら調理人として良い勉強ができそうだなと考えました。

どんな仲間が働いていますか?

別館の調理場には、現在50~60代の方が3人、30代の方が2名、10代の私が1名と計6人が働いています。
お客様にお出しする料理を扱っているため、緊張感はあるものの、皆仲が良く、ピリピリした雰囲気は感じられません。
お客様から「美味しかった」と評価された時には皆で喜びを分かち合っています。
「あれはやったか?これはやったか?」と、声を掛けながら業務を確認することが頻繁に行われており、コミュニケーションが良く取れている職場です。
旅館の調理人である父から仕事の話はよく聞いていたので、旅館の調理場は怖いイメージがあったのですが、想像していたよりも重たい雰囲気はなく、明るく過ごしやすい環境です。

吉田さん一押しの料理と理由を教えてください!

炊き合わせです。
炊き合わせは地味な存在に思われるかもしれませんが、中の食材一つひとつに違う味付けを施しており実はとても手がかかっています。
出汁へのこだわりも語りつくせないほどです。その奥深い味わいを是非お客様にも堪能していただければと思っています。

一番大事にしていることは?

衛生面には一番気を遣っています。基本的な事ですが、こまめに手を洗って、盛り付けの時の手袋の着用等を徹底しています。
料理に関しては、お客様が料理を召し上がる姿をイメージして調理に反映させることを大切にしています。
私が携われる料理はまだ少ないですが、料理を盛り付ける時や食材を切る時の大きさを決める時は常にお客様を意識するようにしています。

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