働くことの意味を理解し、本陣平野屋の社員であることを自覚する。 先輩社員に教えてもらったことを理解し、確実に実行する。基本接客が出来る。 成果テストを受けて合格する。 |
|
社会人としての基本ができ、お客様に喜んでもらえるようにという考えを持って行動できる。 お客様に自分の名前を覚えてもらう。 おもてなし検定・初級に合格する。 |
|
お客様の喜び・楽しみを常に考え、一緒に喜ぶことができる。 周りの社員・他部署の社員に対しても、助け合い・思い合う気持ちが持てる。 シスター(指導社員)になり、後輩と一緒に学び、一緒に成長する。 |
|
おもてなし検定・中級に合格する。 先輩のサポートのもと、新しい知識の習得・仕事に対する向上心を持つ。 |
|
セクション長と連携し、スタッフの管理・指揮をとる。 初々しい後輩を見守り、基礎や素直な気持ちを忘れていないか再確認する。 |
|
模範となるスタッフ。お客様視点での問題点の観察・分析・判断ができる。 自分の部署の後輩はもちろん、他部署の社員の成長にも目を配る。 |
|
支配人の補佐。 リーダーシップを発揮し、後輩に会社の理念・ビジョン・方針を伝える。 マネジメントや計数管理など、新しい知識や技術に挑戦し、ひとつ上のステージを目指す。 |
|
部門全体を総括する責任者。 旅館の代表としての立ち振る舞いができる。 本陣平野屋を代表する幹部スタッフとなり、社長や女将の代わりが務まるようになる。 |
現場の業務を一通り経験させる「ジョブローテーション制度」
ジョブローテーション期間中は、お客様係やフロント、売店、調理場まで、現場のあらゆる仕事を任されます。
大切なのは、さまざまな業務を経験して「仕事のつながり」の大切さを学ぶことです。
“点”である仕事は、一つひとつがつながり、“線”になって初めて完成する。
自分がいま行っている仕事が何に影響し、どういう効果をもたらすかについて理解を深めていきます。
そこが分かれば、仲間を思いやる「お互いさま」の精神も自然と湧いてきます。
社員個々の力の「和」が「協力・結束・調和」という企業としての力を生みます。
【 お客様係Aさん 】
フロントスタッフはスゴイと思いました。お客様係はお客様と1対1で対応すれば良いですが、フロント業務は常に360度に意識を配らなければいけないと身に染みて感じました。インカムのノイズに気を取られていると、目の前のお客様に気が付かないなんてこともありました。
ジョブローテーションを経験するまでは、フロントとの連携ミスで文句を言ったことがありましたが、ミスするのも無理はないと感じました。いまではフロントスタッフの皆さんを尊敬しています。
【 お客様係Bさん 】
お客様係もフロントもお客様相手の仕事なので、基本的なことは同じですが、お客様係は与えられたお客様だけをこなしていれば良い反面、フロントスタッフは全てのお客様の対応をしなければなりません。
フロントスタッフは、お客様と玄関で短時間お会いするだけなので、お客様とのコミュニケーションが取りづらく、どこでお客様に喜んでもらえば良いのかがわからなかったです。お客様の好みや特徴を掴みにくく、こちらも宿や私個人の印象を与えることが難しいと感じました。
パソコンが苦手なので、入力作業等に苦労したのも覚えています。
【 調理場Cさん 】
着物を着て重いものを運んだり、作業することが動きづらく大変であることを痛感しました。座敷で立ったり座ったりの動作を繰り返して筋肉痛になりました。
私は調理場なので、お客様に料理のことを質問された時に答えられたのが嬉しかったです!
【 フロントDさん 】
着物を着慣れず、仕事が終わるころには裾を踏んでいたのを覚えています。毎日着物を着て接客をし、着崩れを全くしていない女将さんがすごいと思いました。
料理を提供したお客様から「美味しい」とお褒めいただくことがとても嬉しく、有意義に感じました。
フロントでは次のお客様がいらしたら「失礼します。」と申し上げて前のお客様との会話を終わらせないといけないですが、客室係は担当したお客様と接する時間が多く取れるので羨ましく思いました。
【 売店Eさん 】
とにかく怖かったです(笑)。着物も着慣れなくてあたふたしたのを覚えています。
お客様にお造りをお出しする際に、鯛と平目を間違えて説明してしまい、他のお客様係がフォローしてくれました。
お客様係には、「言われたことをやるだけではなく、もっと周りを見て動こうね!」とアドバイスを受けたことがとても勉強になりました。
先輩のキャリアステップを見てみよう!「記事を読む」をクリックすると、インタビュー記事が見られます。